2017年全仏オープン(パリ)の3回戦の錦織圭選手の対戦相手は、世界ランキング67位のヘヨン・チュン選手。
錦織選手とチュン選手のプレイヤー情報、3回戦の試合結果とスタッツを見ていきます。
最後に錦織選手の4回戦の対戦相手を紹介します。
プレイヤー情報(3回戦)
過去に対戦はなく、初対戦となります。
※2017年5月29日時点
錦織 圭 | チュン | |
0 勝 | 対戦成績 | 0 勝 |
9位(4位) | 最新ランキング(最高) | 67位(51位) |
日本 | 国籍 | 韓国 |
27歳 | 年齢 | 21歳 |
1989年12月29日 | 生年月日 | 1996年5月19日 |
178cm / 75kg | 身長 / 体重 | 185cm / 83kg |
右 / 両手 | 利き手 / バック | 右/ 両手 |
2007年 | プロ転向 | 2014年 |
20勝8敗 | 2017年成績 | 11勝7敗 |
0回 | 2017年優勝回数 | 0回 |
321勝150敗 | 通算成績 | 33勝32敗 |
11回 | 通算優勝回数 | 0回 |
3回戦「錦織vsチュン」の結果
[8] 錦織 圭(9位) | 3 | 7 | 6 | 64 | 0 | 6 |
ヘヨン・チュン(67位) | 2 | 5 | 4 | 77 | 6 | 4 |
試合時間:3時間51分 |
---|
第1セット途中から錦織選手のミスが目立つ中、錦織選手が要所を締めて第1セットを先取。
セットが変わると錦織選手のストロークに安定感が戻ってきて第2セットも錦織選手が取りこのまま試合を決めるかと思いましたが、チュン選手がとにかく粘り、すばらしいプレーを見せて第3セットを取り返します。
第4セットに入ると錦織選手が一気に崩れチュン選手に3ゲーム連取されますが、ここで雨により試合が中断し、翌日に順延。
試合の流れやフィジカル面で錦織選手にとっては恵みの雨となり、再開後はリードされていた第4セットはあっさりと落としたものの、ファイナルセットでは錦織選手が自分のプレーを取り戻して何とか勝利。
安定感抜群のバックハンドと錦織選手の攻めに対しても深いショットを返すストローク力があるチュン選手に錦織選手は最後まで苦しめられました。
チュン選手にとっては2セットダウンから大逆転できる流れだったので雨によって水を差された結果となりましたが、今後に向けて自信を付ける試合になったのではないでしょうか。
錦織 | 試合全体 | チュン |
7 | サービスエース | 7 |
3 | ダブルフォルト | 4 |
94/161 (58%) | ファーストサーブ確率 | 89/163 (55%) |
67/94 (71%) | 1st Serve Points Won | 67/89 (75%) |
35/67 (52%) | 2nd Serve Points Won | 34/74 (46%) |
16/20 (80%) | ネットポイント | 12/15 (80%) |
6/14 (43%) | ブレイク / チャンス | 6/17 (35%) |
62 | Winners | 30 |
69 | Unforced Errors | 48 |
164 | Total Points Won | 160 |
グラウンドストローク | ||
27 | FH Winners | 7 |
15 | BH Winners | 5 |
7 | FH Forced Errors | 12 |
9 | BH Forced Errors | 14 |
38 | FH Unforced Errors | 20 |
27 | BH Unforced Errors | 24 |
[スタッツ用語の補足]
・1st Serve Points Won:ファーストサーブが入った時にポイントを取得した確率。
・2nd Serve Points Won:セカンドサーブが入った時にポイントを取得した確率。
・Total Points Won:自分が取得した全ポイント。
・FH:フォアハンド
・BH:バックハンド
セットごとに試合を振り返っていきます。(振り返りでは「選手」は略)
第1セット
チュンのサービスで試合開始。
第1ゲーム、デュースに入って錦織が3回目のブレイクポイントを握ると、ストローク勝負で錦織が打ち勝ってブレイクに成功。
第2ゲーム、錦織が40-15とゲームポイントを握りますが、錦織のミスなどがありデュースへ。
錦織がストローク勝負で上回り、錦織がキープ。
第3ゲーム、チュンがキープ。
第4ゲーム、錦織がラブゲームでキープ。
第5ゲーム、錦織のリターンエースやバックハンドのダウンザラインのウィナーが決まるなどデュースへ。
錦織にブレイクポイントが1回ありましたが、チュンがピンチを凌いでキープ。
第6ゲーム、30-0から錦織のダブルフォルトやミスなどがありデュースへ。
錦織がゲームポイントを握ると錦織のフォアハンドのダウンザラインのウィナーが決まって、錦織がキープ。
第7ゲーム、チュンがキープ。
第8ゲーム、錦織のミスが続いて15-40とチュンにブレイクチャンスが来ますが、錦織が凌いでデュースへ。
しかし、デュース後も錦織のミスが出てしまいチュンがブレイクバックに成功。
第9ゲーム、チュンがあっさりキープ。
第10ゲーム、錦織のミスなどがあり30-40とチュンにセットポイントが来ますが、錦織がフォアハンドのウィナーを決めてデュースへ。
最後も錦織のフォアハンドのウィナーが決まって、錦織がキープ。
第11ゲーム、錦織のリターンエース、ロングラリーで粘り勝つなど30-40と錦織にブレイクチャンスが来ると、最後もロングラリーで打ち勝った錦織がブレイクに成功。
第12ゲーム、錦織のサービングフォーザセット。
錦織のミスなどがあり30-40とチュンにブレイクチャンスが来ますが、ファーストサーブでフリーポイントを取ってデュースへ。
錦織は何度もセットポイントを握りながらポイントを決めきれずモヤモヤする流れとなりましたが、錦織が何とかキープして第1セットを先取。
第1セット | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
錦織 | ● | ○ | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | 7 | |||||
チュン | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | 5 | |||||||
○:サービスキープ、●:相手のサービスゲームをブレイク |
錦織のアンフォーストエラーが25本もあり、良くない内容の中でチュンのミスにも助けられてセットが取れたという感じでした。
もちろん錦織はウィナーを17本決めているようにすばらしいショットも出ていますが、簡単にミスが出ているのが気になる出来でした。
錦織 | 第1セット | チュン |
1 | サービスエース | 1 |
2 | ダブルフォルト | 0 |
31/50 (62%) | ファーストサーブ確率 | 19/43 (44%) |
20/31 (65%) | 1st Serve Points Won | 14/19 (74%) |
10/19 (53%) | 2nd Serve Points Won | 11/24 (46%) |
2/4 (50%) | ネットポイント | 1/1 (100%) |
2/5 (40%) | ブレイク / チャンス | 1/6 (17%) |
17 | Winners | 7 |
25 | Unforced Errors | 15 |
48 | Total Points Won | 45 |
グラウンドストローク | ||
9 | FH Winners | 2 |
3 | BH Winners | 2 |
1 | FH Forced Errors | 3 |
1 | BH Forced Errors | 4 |
11 | FH Unforced Errors | 8 |
11 | BH Unforced Errors | 7 |
第2セット
チュンのサービスで第2セット開始。
第1ゲーム、チュンがキープ。
第2ゲーム、錦織がキープ。
第3ゲーム、錦織のリターンエースが決まるなど錦織のリターンが良く、チュンにプレッシャーがかかったのか15-30からダブルフォルトが出て錦織にブレイクチャンスが来ます。
最後もリターンをしっかりと返してチュンのミスを誘い、錦織がブレイクに成功。
第4ゲーム、チュンのすばらしいリターン、バックハンドのダウンザラインへのウィナーが決まるなど、15-40とチュンにブレイクチャンスが来ます。
錦織が1本凌ぎますが、チュンの深いストロークに押され、チュンがブレイクバックに成功。
第5ゲーム、チュンがラブゲームでキープ。
第6ゲーム、サービスエースが決まるなど、錦織があっさりとキープ。
第7ゲーム、チュンがキープ。
第8ゲーム、錦織のダブルフォルトスタートとなりましたが、錦織がキープ。
第9ゲーム、錦織がすばらしいラリーの展開を見せるなど15-40と錦織にブレイクチャンスが来ます。
ネットに出たチュンでしたがボレーがネットにかかり、錦織がブレイクに成功。
第10ゲーム、錦織のサービングフォーザセット。
ロングラリーから錦織のすばらしいフォアハンドのダウンザラインへのウィナー、相手の逆をつくフォアハンドのクロスのウィナー、サービスエースが決まるなど、錦織がしっかりとキープして第2セットも連取。
第2セット | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
錦織 | ○ | ● | ○ | ○ | ● | ○ | – | – | 6 | ||||
チュン | ○ | ● | ○ | ○ | – | – | 4 | ||||||
○:サービスキープ、●:相手のサービスゲームをブレイク |
錦織がじっくりとラリーをするなど、アンフォーストエラーが減ってストロークに安定感が出てきました。
チュンは第1セットに続いて第2セットもファーストサーブの確率が44%と低いままで、チュンのサーブの調子が上がって来ないのも錦織にとっては助かっていた感じでした。
錦織 | 第2セット | チュン |
4 | サービスエース | 0 |
1 | ダブルフォルト | 1 |
16/27 (59%) | ファーストサーブ確率 | 11/25 (44%) |
13/16 (81%) | 1st Serve Points Won | 8/11 (73%) |
5/11 (45%) | 2nd Serve Points Won | 6/14 (43%) |
3/4 (75%) | ネットポイント | 3/4 (75%) |
2/2 (100%) | ブレイク / チャンス | 1/2 (50%) |
10 | Winners | 3 |
10 | Unforced Errors | 10 |
29 | Total Points Won | 23 |
グラウンドストローク | ||
3 | FH Winners | 1 |
2 | BH Winners | 1 |
1 | FH Forced Errors | 2 |
3 | BH Forced Errors | 3 |
5 | FH Unforced Errors | 4 |
4 | BH Unforced Errors | 5 |
第3セット
チュンのサービスで第3セット開始。
第1ゲーム、チュンがキープ。
第2ゲーム、30-40とチュンにブレイクチャンスが来ますが、錦織がフォアハンドのウィナーを決めてデュースへ。
最後はサーブアンドボレーを決めて、錦織がキープ。
第3ゲーム、デュースに持ち込んで錦織がブレイクポイントを1回握りますが、チュンが深いストロークで錦織に主導権を渡さず、チュンがキープ。
この後お互いブレイクチャンスがないままキープの展開となります。
第4ゲーム、錦織がキープ。
第5ゲーム、チュンがキープ。
第6ゲーム、錦織がキープ。
第7ゲーム、チュンがキープ。
第8ゲーム、錦織がキープ。
第9ゲーム、30-30から錦織がロングラリーからボレーを決めてブレイクポイントを握りますが、チュンが3連続でポイントを取ってキープ。
第10ゲーム、錦織がラブゲームでキープ。
第11ゲーム、チュンがラブゲームでキープ。
第12ゲーム、錦織のバックハンドとフォアハンドのウィナー、ドロップショットが決まるなど、錦織がラブゲームでキープしてタイブレークへ。
タイブレーク、0-1から錦織のミスでチュンが先にミニブレイクに成功しますが、ストローク勝負で錦織が打ち勝ってすぐにミニブレイクの数で並びます。
5-4とチュンがポイントを先行して錦織のサービス2本。
1本目、チュンがロングラリーからすばらしいショットでウィナーを決めてミニブレイクに成功し、チュンにセットポイントが来ます。
2本目、錦織がストローク勝負で先にミスをしてしまい、チュンが第3セットを奪取。
第3セット | ||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | ||
錦織 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 4 | 6 | ||||||
チュン | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 7 | 7 | ||||||
○:サービスキープ、●:ブレイク、T:タイブレーク |
第3セットも錦織が攻めてポイントは取れていましたが、チュンがこれまでより粘りが出てきてサーブも良くなってきたことで、錦織はなかなかブレイクチャンスを作れませんでした。
錦織がセットを取れたかなという内容でもありましたが、タイブレークの勝負どころでチュンに最高のプレーが出てセットを落とす結果になりました。
錦織 | 第3セット | チュン |
1 | サービスエース | 2 |
0 | ダブルフォルト | 1 |
16/36 (44%) | ファーストサーブ確率 | 25/44 (57%) |
15/16 (94%) | 1st Serve Points Won | 20/25 (80%) |
13/20 (65%) | 2nd Serve Points Won | 11/19 (58%) |
3/3 (100%) | ネットポイント | 2/4 (50%) |
0/2 (0%) | ブレイク / チャンス | 0/1 (0%) |
18 | Winners | 5 |
11 | Unforced Errors | 11 |
41 | Total Points Won | 39 |
グラウンドストローク | ||
9 | FH Winners | 3 |
5 | BH Winners | 0 |
4 | FH Forced Errors | 1 |
2 | BH Forced Errors | 1 |
7 | FH Unforced Errors | 3 |
4 | BH Unforced Errors | 7 |
第4セット
錦織のサービスで第4セット開始。
第1ゲーム、錦織のミスなどがあり15-40とチュンにブレイクチャンスが来ますが、何とか凌いでデュースへ。
しかし、ミスをしなくなったチュンに対して先に錦織がミスをしてしまい、チュンがブレイクに成功。
第2ゲーム、チュンがキープ。
第3ゲーム、錦織のミスが増え30-40とチュンにブレイクチャンスが来ると、最後も錦織のミスでチュンがブレイクに成功。
錦織が怒りを爆発させ、ラケットを叩きつけて破壊。
ここで雨が強く降ってきて試合が中断となり、翌日に順延。
第4ゲーム、試合再開後、40-0とチュンがゲームポイントを握りますが、チュンのダブルフォルトなどがありデュースへ。
チュンがキープ。
第5ゲーム、30-0から錦織の連続ミスで30-40とチュンにブレイクチャンスが来ると、最後も錦織のミスでチュンがブレイクに成功。
第6ゲーム、チュンのサービングフォーザセット。
チュンがしっかりとキープし、チュンが2セットダウンから2セット連取してファイナルセットへ。
第4セット | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
錦織 | – | – | – | – | – | – | 0 | ||||||
チュン | ● | ○ | ● | ○ | ● | ○ | – | – | – | – | – | – | 6 |
○:サービスキープ、●:相手のサービスゲームをブレイク |
粘りもあり深いショットを返してくるチュンに対して、錦織は攻め手が見つからない感じでミスを連発して自滅と、第3セットを取れそうで取れず、気持ちを切り替えることができないまま第4セットに入ってしまったのかもしれません。
2ブレイクダウンということもあって試合再開後の錦織は、ファイナルセットに照準を合わせてこのセットは何が何でも取りに行くという感じはなかったです。
錦織 | 第4セット | チュン |
0 | サービスエース | 3 |
0 | ダブルフォルト | 1 |
14/20 (70%) | ファーストサーブ確率 | 14/21 (67%) |
5/14 (36%) | 1st Serve Points Won | 11/14 (79%) |
2/6 (33%) | 2nd Serve Points Won | 3/7 (43%) |
4/4 (100%) | ネットポイント | 2/2 (100%) |
0/0 (0%) | ブレイク / チャンス | 3/5 (60%) |
6 | Winners | 7 |
13 | Unforced Errors | 3 |
14 | Total Points Won | 27 |
グラウンドストローク | ||
2 | FH Winners | 0 |
2 | BH Winners | 0 |
0 | FH Forced Errors | 1 |
1 | BH Forced Errors | 1 |
8 | FH Unforced Errors | 2 |
5 | BH Unforced Errors | 0 |
第5セット
錦織のサービスでファイナルセット開始。
第1ゲーム、錦織が落ち着いたプレーを見せ、錦織がラブゲームでキープ。
第2ゲーム、錦織のすばらしいラリーの組み立て、フォアハンドのダウンザラインへのウィナーが決まるなど15-40と錦織にブレイクチャンスが来ます。
錦織の決めに行ったショットがアウトになるなど、チュンがこのピンチを凌いでキープ。
第3ゲーム、錦織の決めに行ったショットがアウトになるなど錦織のミスが続いて15-40とチュンにブレイクチャンスが来ます。
錦織がしっかりと攻め続けてこのピンチを凌ぐと、最後はバックハンドのダウンザラインのウィナーを決めてキープ。
第4ゲーム、錦織がしっかりとリターンを返してチュンのミスを誘い、15-40と錦織にブレイクチャンスが来ます。
チュンが1本凌ぎますが、セカンドサーブを錦織がフォアハンドに回りこんで逆クロスにリターンエースを決め、錦織がブレイクに成功。
第5ゲーム、錦織のドロップショット、落ち着いたネットプレーなどがあり、錦織がしっかりとキープ。
第6ゲーム、チュンがキープ。
第7ゲーム、ロングラリーで錦織が上回り、サービスエースを決めるなど錦織があっさりとキープ。
第8ゲーム、チュンがサービスエースを決めるなどラブゲームでキープ。
第9ゲーム、錦織のサービングフォーザマッチ。
チュンのバックハンドのダウンザラインのウィナーやパッシングショットが決まるなど30-40とチュンにブレイクチャンスが来ます。
最後はバックハンドのクロスラリーからチュンの見事なダウンザラインへのショットが決まって、チュンが土壇場でブレイクバックに成功。
第10ゲーム、錦織のすばらしいストロークからのボレー、チェンジオブペースからのフォアハンドのダウンザラインへのウィナー、バックハンドの鋭いクロスへのウィナーが決まるなど30-40と錦織にマッチポイントが来ます。
最後はチュンのダブルフォルトで錦織がブレイクに成功し、セットカウント3-2で錦織が勝利。
第5セット | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
錦織 | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ● | – | – | 6 | ||||
チュン | ○ | ○ | ○ | ● | – | – | 4 | ||||||
○:サービスキープ、●:相手のサービスゲームをブレイク |
雨で順延となったおかげで錦織は上手く気持ちを切り替えることができ、じっくりと攻めてポイントを取る形をしっかり作っていました。
サービングフォーザマッチではチュンのいいプレーが連続で出て土壇場でブレイクバックを許してしまいましたが、次のゲームで錦織は冷静にプレーを続けすばらしいショットを連発してチュンにプレッシャーをかけて試合を決めてくれました。
錦織 | 第5セット | チュン |
1 | サービスエース | 1 |
0 | ダブルフォルト | 1 |
17/28 (61%) | ファーストサーブ確率 | 20/30 (67%) |
14/17 (82%) | 1st Serve Points Won | 14/20 (70%) |
5/11 (45%) | 2nd Serve Points Won | 3/10 (30%) |
4/5 (80%) | ネットポイント | 4/4 (100%) |
2/5 (40%) | ブレイク / チャンス | 1/3 (33%) |
11 | Winners | 8 |
10 | Unforced Errors | 9 |
32 | Total Points Won | 26 |
グラウンドストローク | ||
4 | FH Winners | 1 |
3 | BH Winners | 2 |
1 | FH Forced Errors | 5 |
2 | BH Forced Errors | 5 |
7 | FH Unforced Errors | 3 |
3 | BH Unforced Errors | 5 |
錦織の4回戦の対戦相手は!?
錦織選手の4回戦の対戦相手は、世界ランキング37位のフェルナンド・ベルダスコ選手。
過去の対戦成績は、錦織選手の3勝2敗。
直近の試合は2017年のマイアミ・オープンの3回戦で錦織選手がフルセットの末に勝利。
また、2016年の全仏オープンの3回戦でも対戦しており、ベルダスコ選手の強烈なフォアハンドに苦しめられ、フルセットの末に錦織選手が何とか勝利をもぎ取ったという試合でした。
錦織選手は2日がかりの試合となったのでしっかりとリカバリをして、4回戦では相手を助けるようなミスを減らして錦織選手のプレーをしてくれたらなと思います。
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