【全仏OP】2回戦「錦織 vs シャルディー」の結果(2017年)

2017年全仏オープン(パリ)の2回戦の錦織圭選手の対戦相手は、世界ランキング74位のジェレミー・シャルディー選手。

錦織選手とシャルディー選手のプレイヤー情報、2回戦の試合結果とスタッツを見ていきます。

最後に錦織選手の3回戦の対戦相手を紹介します。

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プレイヤー情報(2回戦)

過去の対戦成績は、錦織選手の5勝2敗。

直近の対戦は2017年の全豪オープン2回戦で、錦織選手がストレートで勝利しています。

過去の対戦成績については、選手名鑑『 ジェレミー・シャルディー 』で紹介しています。

※2017年5月29日時点

錦織 圭 シャルディー
5 勝 対戦成績 2 勝
9位(4位) 最新ランキング(最高) 74位(25位)
日本 国籍 フランス
27歳 年齢 30歳
1989年12月29日 生年月日 1987年2月12日
178cm / 75kg 身長 / 体重 188cm / 75kg
右 / 両手 利き手 / バック 右/ 両手
2007年 プロ転向 2005年
20勝8敗 2017年成績 12勝11敗
0回 2017年優勝回数 0回
321勝150敗 通算成績 218勝220敗
11回 通算優勝回数 1回

2回戦「錦織vsシャルディー」の結果

全仏オープン 2回戦(2017年6月1日)
[8] 錦織 圭(9位) 3 6 6 77
ジェレミー・シャルディー(74位) 0 3 0 65
試合時間:1時間57分

第1セットの第1ゲームでシャルディー選手にいきなりブレイクを許しましたが、すぐにブレイクバックに成功すると錦織選手のストロークが一気に良くなり、第3セットの第3ゲームまでは錦織選手がシャルディー選手を圧倒。

錦織選手が右肩の付け根の痛みでメディカルタイムアウトを取った後に流れが変わってしまいましたが、嫌な流れになる中でも錦織選手が何とか踏ん張ってストレートで勝利。

1回戦でも同じ右肩の付け根のあたりを気にする場面があり3回戦に向けて不安な面を残すことになりましたが、この試合で見せた錦織選手のプレーはこれまでモヤモヤしていたものを吹き飛ばしてくれるくらいすばらしい内容でした。

錦織 試合全体 シャルディー
5 サービスエース 6
5 ダブルフォルト 5
50/85 (59%) ファーストサーブ確率 55/84 (65%)
42/50 (84%) 1st Serve Points Won 30/55 (55%)
15/35 (43%) 2nd Serve Points Won 14/29 (48%)
13/16 (81%) ネットポイント 9/10 (90%)
7/9 (78%) ブレイク / チャンス 3/9 (33%)
39 Winners 26
22 Unforced Errors 30
97 Total Points Won 72
グラウンドストローク
15 FH Winners 11
13 BH Winners 3
7 FH Forced Errors 2
3 BH Forced Errors 5
5 FH Unforced Errors 15
12 BH Unforced Errors 10

[スタッツ用語の補足]
・1st Serve Points Won:ファーストサーブが入った時にポイントを取得した確率。
・2nd Serve Points Won:セカンドサーブが入った時にポイントを取得した確率。
・Total Points Won:自分が取得した全ポイント。
・FH:フォアハンド
・BH:バックハンド

セットごとに試合を振り返っていきます。(振り返りでは「選手」は略)

第1セット

錦織のサービスで試合開始。

第1ゲーム、シャルディーのリターンエースなどがあり15-40とシャルディーにブレイクチャンスが来ると、錦織が深いリターンに対して返球ができず、シャルディーがブレイクに成功。

第2ゲーム、錦織のフォアハンドのウィナーやシャルディーのダブルフォルトなどがあり15-40と錦織にブレイクチャンスが来ると、シャルディーのショットがアウトとなり錦織がすぐさまブレイクバックに成功。

第3ゲーム、錦織がストロークでウィナーを3本決めるなど、錦織がしっかりとキープ。

第4ゲーム、シャルディーがラブゲームでキープ。

第5ゲーム、錦織が安定したストロークを見せ、錦織があっさりとキープ。

第6ゲーム、シャルディーがラブゲームでキープ。

第7ゲーム、錦織がラブゲームでキープ。

第8ゲーム、40-30からシャルディーのダブルフォルトでデュースへ。
シャルディーのミスで錦織にブレイクチャンスが来ると、シャルディーの強打したショットがネットにかかり、錦織がブレイクに成功。

第9ゲーム、錦織のサービングフォーザセット。
錦織の安定したストロークからドロップショットやフォアハンドのダウンザラインへのウィナーが決まるなど、錦織が危なげなくキープして第1セットを先取。

第1セット
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
錦織 6
シャルディー 3
○:サービスキープ、●:相手のサービスゲームをブレイク

立ち上がりこそ錦織に硬さが見られいきなりブレイクを許しましたが、すぐにブレイクバックに成功すると、シャルディーの強打にもしっかりと対応してウィナーを量産するなど錦織のストロークが非常に良かったです。

錦織 第1セット シャルディー
0 サービスエース 3
0 ダブルフォルト 2
16/24 (67%) ファーストサーブ確率 14/21 (67%)
13/16 (81%) 1st Serve Points Won 8/14 (57%)
4/8 (50%) 2nd Serve Points Won 4/7 (57%)
3/5 (60%) ネットポイント 4/4 (100%)
2/2 (100%) ブレイク / チャンス 1/1 (100%)
9 Winners 11
4 Unforced Errors 9
26 Total Points Won 19
グラウンドストローク
2 FH Winners 3
6 BH Winners 2
1 FH Forced Errors 0
0 BH Forced Errors 2
3 FH Unforced Errors 5
1 BH Unforced Errors 2

第2セット

シャルディーのサービスで第2セット開始。

第1ゲーム、錦織のスーパーショットやリターンエースが決まるなどデュースへ。
錦織がロングラリーですばらしいショットを見せブレイクポイントを握ると、シャルディーのダブルフォルトで錦織がブレイクに成功。

第2ゲーム、錦織がラブゲームでキープ。

第3ゲーム、シャルディーのダブルフォルトから始まり、錦織のリターンエースが決まるなど0-40と錦織にブレイクチャンスが来ます。
シャルディーが1本凌ぎますが、錦織が深いリターンからストロークでシャルディーを追い込み最後はスマッシュを決めて、錦織がブレイクに成功。

第4ゲーム、錦織のダブルフォルトなどがあり15-30とポイントを先行されますが、ここで錦織のフォアハンドのすばらしいダウンザラインのウィナーが決まり、シャルディーも信じられないという仕草を見せます。
錦織がしっかりとキープ。

第5ゲーム、デュースに持ち込み、錦織のフォアハンドのカウンターショットが決まってブレイクポイントを握ると、最後はあざやかなドロップショットを決めて錦織がブレイクに成功。

第6ゲーム、錦織のサービングフォーザセット。
サービスエースが決まるなど、錦織がラブゲームでキープして第2セットも連取。

第2セット
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
錦織 6
シャルディー 0
○:サービスキープ、●:相手のサービスゲームをブレイク

錦織のストロークの精度がすさまじく、打てばすべて決まるという感じでシャルディーもお手上げ状態でした。
久しぶりに錦織のゾーンに入った時の圧倒的なプレーを見たような気がします。

錦織 第2セット シャルディー
1 サービスエース 1
1 ダブルフォルト 2
8/14 (57%) ファーストサーブ確率 13/21 (62%)
8/8 (100%) 1st Serve Points Won 4/13 (31%)
4/6 (67%) 2nd Serve Points Won 3/8 (38%)
5/5 (100%) ネットポイント 0/0 (0%)
3/4 (75%) ブレイク / チャンス 0/0 (0%)
12 Winners 2
4 Unforced Errors 7
26 Total Points Won 9
グラウンドストローク
5 FH Winners 1
3 BH Winners 0
1 FH Forced Errors 0
1 BH Forced Errors 0
1 FH Unforced Errors 3
2 BH Unforced Errors 2

第3セット

シャルディーのサービスで第3セット開始。

第1ゲーム、40-15からシャルディーのダブルフォルト、錦織のドロップショットが決まってデュースへ。
錦織が2回目のブレイクポイントでロングラリーを制して、錦織がブレイクに成功。

第2ゲーム、錦織のフォアハンドのダウンザラインへのウィナーが決まるなど、錦織が危なげなくキープ。

第3ゲーム、ストローク勝負でシャルディーは打つ手がなく、15-40と錦織にブレイクチャンスが来ると、最後はシャルディーのショットが力なくネットにかかり錦織がブレイクに成功。

第1セット途中からここまで12ゲーム連続で取るなど圧倒的なプレーを見せていた錦織でしたが、メディカルタイムアウトを取って右肩の付け根の辺りのマッサージを受けます。

第4ゲーム、錦織のダブルフォルトなどがあり15-40とシャルディーにブレイクチャンスが来ると、シャルディーのすばらしいショットが決まってシャルディーがブレイクに成功。

第5ゲーム、シャルディーがキープ。

第6ゲーム、シャルディーのリターンエースが決まるなど15-40とシャルディーにブレイクチャンスが来ます。
シャルディーが攻め急いでミスが出るなど、錦織がピンチを凌いで何とかキープ。

第7ゲーム、シャルディーがキープ。

第8ゲーム、ロングラリーで錦織が押され0-40とシャルディーにブレイクチャンスが来ますが、ここから錦織が攻撃的なプレーでピンチを凌いでデュースへ。
このゲーム5回目のブレイクポイントでシャルディーがリターンエースを決めて、シャルディーがブレイクバックに成功。

第9ゲーム、シャルディーがキープ。

第10ゲーム、錦織がキープ。

第11ゲーム、シャルディーがキープ。

第12ゲーム、錦織のダブルフォルトなどがあり15-30とポイントを先行されますが、錦織が何とかキープしてタイブレークへ。

タイブレーク、錦織のミニブレイクスタートとなりますが、3-2とリードして錦織のサービス1本目で錦織の決めに行ったショットがアウトとなり、ミニブレイクの数で追いつかれます。

ミニブレイクの数がイーブンのまま6-5と錦織がマッチポイントを握った状態で、シャルディーのサービス2本。
1本目で錦織がしっかりとリターンを返してストローク勝負で粘り勝って、錦織がストレートで勝利。

第3セット
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 T
錦織 7 7
シャルディー 5 6
○:サービスキープ、●:ブレイク、T:タイブレーク

第3ゲームが終わったところまでは圧倒的な錦織のプレーの前にシャルディーは何をしていいか分からないという状態でしたが、メディカルタイムアウトで間ができたことでシャルディーが息を吹き返してしまいました。

錦織は右肩の付け根の違和感からかサーブがいまいちで、シャルディーが錦織のセカンドサーブ時やストローク勝負でフォアハンドに回り込んでの逆クロスへの強打が決まり出すなど形勢逆転。

これまで静まり返っていた会場の雰囲気も盛り上がりを見せ嫌な流れになりましたが、劣勢な状況に追い込まれても錦織が勝負強さを見せてくれました。

錦織 第3セット シャルディー
4 サービスエース 2
4 ダブルフォルト 1
26/47 (55%) ファーストサーブ確率 28/42 (67%)
21/26 (81%) 1st Serve Points Won 18/28 (64%)
7/21 (33%) 2nd Serve Points Won 7/14 (50%)
5/6 (83%) ネットポイント 5/6 (83%)
2/3 (67%) ブレイク / チャンス 2/8 (25%)
18 Winners 13
14 Unforced Errors 14
45 Total Points Won 44
グラウンドストローク
8 FH Winners 7
4 BH Winners 1
5 FH Forced Errors 2
2 BH Forced Errors 3
1 FH Unforced Errors 7
9 BH Unforced Errors 6

錦織の3回戦の対戦相手は!?

錦織選手の3回戦の対戦相手は、韓国期待の若手のヘヨン・チュン選手(世界ランキング67位)。

過去に対戦はなく、初対戦となります。

チュン選手はバルセロナ・オープンでアレクサンダー・ズベレフ選手を破り、ナダル選手との対戦でもストローク勝負で互角に打ち合うなどストローク力があり、ここまでクレーコートで良いプレーを見せています。

錦織選手は右肩の付け根の痛みが出ているという不安な面が残りますが、2回戦で見せたような深いショットでどんどん攻めていく形を作って、錦織選手がストローク勝負で主導権を握ることができるかが鍵となりそうです。