2017年10月23日から10月29日(2017年第43週)にバーゼル(スイス)で開催されるATP500「スイス・インドア」のの1回戦から決勝までの結果、放送予定を見ていきます。
トップ10からはフェデラー選手、チリッチ選手、ゴファン選手が出場。
2017年 スイス・インドアの結果
ATP500「スイス・インドア」の結果について、試合結果が分かり次第、適宜更新していきます。
※()内の世界ランキングは、2017年10月23日付のランキングです。
1回戦
トップハーフ
アルヤズ・ベデネ選手がwithdrawとなり、ラッキールーザーでバセク・ポシュピシル選手が出場となりました。
[1] ロジャー・フェデラー (2位) | 2 | 6 | 6 | |
フランシス・ティアフォー (76位) | 0 | 1 | 3 | |
ブノワ・ペール (40位) | 2 | 6 | 77 | |
スティーブ・ジョンソン (43位) | 0 | 3 | 64 | |
杉田 祐一 (38位) | 1 | 6 | 2 | 63 |
デニス・シャポバロフ (49位) | 2 | 4 | 6 | 77 |
ルベン・ビーママンズ (84位) | 1 | 60 | 6 | 1 |
[7] アドリアン・マナリノ (28位) | 2 | 77 | 4 | 6 |
[3] ダビド・ゴファン (10位) | 2 | 6 | 7 | |
ペーター・ゴヨブチック (69位) | 0 | 2 | 5 | |
ヘヨン・チュン (57位) | 2 | 6 | 6 | |
パオロ・ロレンツィ (41位) | 0 | 3 | 1 | |
マルコ・チウディネリ (366位) | 0 | 2 | 63 | |
ロビン・ハーセ (44位) | 2 | 6 | 77 | |
バセク・ポシュピシル (105位) | 1 | 6 | 67 | 5 |
[5] ジャック・ソック (23位) | 2 | 3 | 79 | 7 |
杉田祐一選手はデニス・シャポバロフ選手にフルセットの末に敗れ、初戦敗退となりました。
ボトムハーフ
フェルナンド・ベルダスコ選手がwithdrawとなり、ラッキールーザーでフロリアン・マイヤー選手が出場となりました。
[6] ロベルト・バウティスタ アグート (21位) | 2 | 6 | 6 | |
ミハイル・ククシュキン (82位) | 0 | 0 | 3 | |
アレクサンドル・ドルゴポロフ (37位) | 0 | 4 | 1 | |
ライアン・ハリソン (46位) | 2 | 6 | 6 | |
ドナルド・ヤング (58位) | 0 | 4 | 2 | |
ジュリアン・ベネトー (93位) | 2 | 6 | 6 | |
ジョアン・ソウザ (60位) | 1 | 1 | 6 | 1 |
[4] フアン・マルティン・デルポトロ (19位) | 2 | 6 | 4 | 6 |
[8] ミーシャ・ズベレフ (30位) | 0 | 5 | 5 | |
レオナルド・メイヤー (52位) | 2 | 7 | 7 | |
マートン・フクソービッチ (100位) | 2 | 6 | 6 | |
ジャレッド・ドナルドソン (50位) | 0 | 0 | 1 | |
ボルナ・チョリッチ (54位) | 2 | 68 | 6 | 6 |
ヘンリー・ラクソネン (94位) | 1 | 710 | 1 | 3 |
フロリアン・マイヤー (68位) | 棄権 | 3 | 0 | |
[2] マリン・チリッチ (4位) | 6 | 0 | ||
第8シードのミーシャ・ズベレフ選手はレオナルド・メイヤー選手にストレートで敗れ、初戦敗退となりました。
2回戦
トップハーフ
[1] ロジャー・フェデラー (2位) | 2 | 6 | 6 | |
ブノワ・ペール (40位) | 0 | 1 | 3 | |
デニス・シャポバロフ (49位) | 1 | 6 | 1 | 2 |
[7] アドリアン・マナリノ (28位) | 2 | 6 | 1 | 2 |
[3] ダビド・ゴファン (10位) | 2 | 6 | 6 | |
ヘヨン・チュン (57位) | 0 | 4 | 1 | |
ロビン・ハーセ (44位) | 1 | 4 | 6 | 4 |
[5] ジャック・ソック (23位) | 2 | 6 | 2 | 6 |
第1シードのロジャー・フェデラー選手がブノワ・ペール選手をストレートで破り、準々決勝に進出。
第3シードのダビド・ゴファン選手がヘヨン・チュン選手をストレートで破り、準々決勝に進出。
第5シードのジャック・ソック選手がロビン・ハーセ選手をフルセットの末に破り、準々決勝に進出。
第7シードのアドリアン・マナリノ選手がデニス・シャポバロフ選手をフルセットの末に破り、準々決勝に進出。
ボトムハーフ
[6] ロベルト・バウティスタ アグート (21位) | 2 | 6 | 77 | |
ライアン・ハリソン (46位) | 0 | 3 | 61 | |
ジュリアン・ベネトー (93位) | 0 | 4 | 4 | |
[4] フアン・マルティン・デルポトロ (19位) | 2 | 6 | 6 | |
レオナルド・メイヤー (52位) | 棄権 | 0 | ||
マートン・フクソービッチ (100位) | 3 | |||
ボルナ・チョリッチ (54位) | 1 | 3 | 6 | 3 |
[2] マリン・チリッチ (4位) | 2 | 6 | 3 | 6 |
第2シードのマリン・チリッチ選手がボルナ・チョリッチ選手をフルセットの末に破り、準々決勝に進出。
第4シードのフアン・マルティン・デルポトロ選手がジュリアン・ベネトー選手をストレートで破り、準々決勝に進出。
第6シードのロベルト・バウティスタアグート選手はライアン・ハリソン選手をストレートで破り、準々決勝に進出。
準々決勝
トップハーフ
[1] ロジャー・フェデラー (2位) | 2 | 4 | 6 | 6 |
[7] アドリアン・マナリノ (28位) | 1 | 6 | 1 | 3 |
[3] ダビド・ゴファン (10位) | 2 | 78 | 6 | |
[5] ジャック・ソック (23位) | 0 | 66 | 3 | |
第1シードのロジャー・フェデラー選手が第7シードのアドリアン・マナリノ選手をフルセットの末に破り、準決勝に進出。
第3シードのダビド・ゴファン選手が第5シードのジャック・ソック選手をストレートで破り、準決勝に進出。
ボトムハーフ
[6] ロベルト・バウティスタ アグート (21位) | 1 | 2 | 6 | 4 |
[4] フアン・マルティン・デルポトロ (19位) | 2 | 6 | 2 | 6 |
マートン・フクソービッチ (100位) | 1 | 63 | 7 | 64 |
[2] マリン・チリッチ (4位) | 2 | 77 | 5 | 77 |
第2シードのマリン・チリッチ選手がマートン・フクソービッチ選手をフルセットの末に破り、準決勝に進出。
ファイナルセット、第10ゲームでチリッチ選手がサービングフォーザマッチを迎えますが、スマッシュミスやダブルフォルトなどがあり、フクソービッチ選手が土壇場でブレイクバックに成功。
タイブレークまでもつれ、3時間2分の大熱戦の末にチリッチ選手が何とか勝利。
予選から勝ち上がってきたフクソービッチ選手(25歳・ハンガリー)ですが、チリッチ選手と互角に打ち合いウィナーも量産するなど、最後まで集中力を切らさずにすばらしいプレーを見せていました。
100~200位台に長くいて、今シーズンはじめてトップ100に到達した選手とは思えないくらいのプレー内容で、フクソービッチ選手の来シーズンの活躍に期待です。
第4シードのフアン・マルティン・デルポトロ選手が第6シードのロベルト・バウティスタ アグート選手をフルセットの末に破り、準決勝に進出。
デルポトロ選手は接戦の末に何とか勝利したものの、試合中に腰の辺りを抑えてつらそうな表情を見せるなど、連戦の疲れが相当たまっている感じでした。
ATPファイナルズ出場に向けて、現時点で8番目のいるカレーニョブスタ選手が足踏みをしているので、デルポトロ選手にも逆転での出場の可能性がありますが、最後まで体が持つのか心配されます。
準決勝
トップハーフ
[1] ロジャー・フェデラー (2位) | 2 | 6 | 6 | |
[3] ダビド・ゴファン (10位) | 0 | 1 | 2 | |
第1シードのロジャー・フェデラー選手が第3シードのダビド・ゴファン選手をストレートで破り、スイス・インドア13回目の決勝に進出。
ゴファン選手は最近の好調さ通りにプレーは悪くありませんでしたが、それ以上にこの試合のフェデラー選手が絶好調で手が付けられないレベルでした。
ゴファン選手もベースライン付近で早いテンポでフェデラー選手と打ち合う場面がありましたが、フェデラー選手のショットが深くコントロールも抜群で、さらに打球スピードが早すぎてゴファン選手が付いていけなくなるという状態でした。
ボトムハーフ
[4] フアン・マルティン・デルポトロ (19位) | 2 | 6 | 6 | |
[2] マリン・チリッチ (4位) | 0 | 4 | 4 | |
第4シードのフアン・マルティン・デルポトロ選手が第2シードのマリン・チリッチ選手をストレートで破り、スイス・インドア4年ぶり3回目の決勝に進出。
連戦での疲れが心配されたデルポトロ選手でしたが、準決勝では疲れを感じさせないプレーを見せ、終始デルポトロ選手のペースで試合が進みました。
一方、チリッチ選手はサービスゲームで肝心なところでダブルフォルトが出たり、攻めていながらミスが出るなど最後までキープをするのに苦労し、簡単にキープして次のリターンゲームにつなげるという流れをまったく作れませんでした。
決勝
過去の対戦成績は、フェデラー選手の17勝、デルポトロ選手の6勝。
2012年と2013年にスイス・インドアの決勝で対戦があり、デルポトロ選手の2戦2勝。
[1] ロジャー・フェデラー (2位) | 2 | 65 | 6 | 6 |
[4] フアン・マルティン・デルポトロ (19位) | 1 | 77 | 4 | 3 |
試合時間:2時間31分 |
---|
第1シードのロジャー・フェデラー選手(36歳・スイス)が第4シードのフアン・マルティン・デルポトロ選手(29歳・アルゼンチン)を6-7、6-4、6-3のフルセットの末に破り、スイス・インドア8回目の優勝を飾りました。
フェデラー選手は2017年シーズン7回目の優勝で、イワン・レンドル氏を抜いて歴代単独2位となるツアー通算95回目の優勝となりました。
一方、2時間31分の大熱戦の末に惜しくも敗れたデルポトロ選手ですが、4週連続での大会出場で2週連続での決勝進出と、疲れがある中でフェデラー選手を追い詰めるほどのすばらしいプレーを見せてくれました。
試合を簡単に振り返ります。
第1セット
デルポトロ選手のサービスで試合開始。
第1ゲーム、フェデラー選手のバックハンドのウィナーやボレーが決まるなど、15-40とフェデラー選手にブレイクチャンスが来ます。
デルポトロ選手が1本凌ぎますが、デルポトロ選手のショットが大きくアウトとなり、フェデラー選手がブレイクに成功。
第2ゲーム、フェデラー選手のミスが続き0-40とデルポトロ選手にブレイクチャンスが来ます。
フェデラー選手が2本凌ぎますが、フェデラー選手のバックハンドがネットにかかり、デルポトロ選手がブレイクバックに成功。
その後はお互いキープが続きます。
第9ゲーム、フェデラー選手の見事なパッシングショット2本、デルポトロ選手のミスがあり、15-40とフェデラー選手にブレイクチャンスが来ますが、デルポトロ選手が凌いでデュースへ。
フェデラー選手のパッシングショットが決まって再びフェデラー選手にブレイクチャンスが来ると、またもフェデラー選手の見事なパッシングショットが決まって、フェデラー選手がブレイクに成功。
第10ゲーム、フェデラー選手のサービングフォーザセット。
フェデラー選手のファーストサーブの入りも悪く30-40とデルポトロ選手にブレイクチャンスが来ると、フェデラー選手のショットがアウトとなり、デルポトロ選手が土壇場でブレイクバックに成功。
タイブレークに突入。
ファーストポイント、フェデラー選手の見事な攻めが決まって、フェデラー選手がミニブレイク。
3-2とフェデラー選手がリードして、フェデラー選手のサービス2本。
1本目、手に汗握るすばらしいロングラリーとなる中、デルポトロ選手が打ち勝ってミニブレイクバック。
2本目、フェデラー選手にミスが出て、デルポトロ選手がミニブレイク。
6-5とデルポトロ選手にセットポイントがきて、デルポトロ選手のサービス2本。
1本目、デルポトロ選手のファーストサーブをフェデラー選手が返すことができず、デルポトロ選手が第1セットを先取。
第2セット
フェデラー選手のサービスで第2セット開始。
第4ゲーム、30-30からデルポトロ選手にダブルフォルトが出て、30-40とフェデラー選手にブレイクチャンスが来ますが、デルポトロ選手の強烈なフォアハンドのウィナーが決まってデュースへ。
デルポトロ選手がキープ。
第5ゲーム、フェデラー選手の2本ダブルフォルトとミスなどがあり、デュースへ。
またもフェデラー選手にダブルフォルトが出て、デルポトロ選手にブレイクチャンスが来ますが、フェデラー選手が凌いでキープ。
第10ゲーム、フェデラー選手のドロップショット、見事な攻撃の組み立てからのポイントなどがあり、15-40とフェデラー選手にセットポイント(ブレイクポイント)が来ます。
デルポトロ選手が1本凌ぎますが、デルポトロ選手のショットがアウトとなり、フェデラー選手が第2セットを取ります。
ファイナルセット
フェデラー選手のサービスでファイナルセット開始。
第1ゲーム、30-30からフェデラー選手がチャンスボールをミスし、30-40とデルポトロ選手にブレイクチャンスが来ます。
フェデラー選手のボレーがネットにかかり、デルポトロ選手がブレイクに成功。
第2ゲーム、30-30からデルポトロ選手のショットがフレームショットとなり、30-40とフェデラー選手にブレイクチャンスが来ます。
フェデラー選手が先に攻撃を仕掛けてウィナーを決め、フェデラー選手ブレイクバックに成功。
第4ゲーム、デルポトロ選手のミス、フェデラー選手のフォアハンドウィナーなどがあり、0-40とフェデラー選手にブレイクチャンスが来ます。
デルポトロ選手が2本凌ぎますが、フェデラー選手の厳しいコースへのリターンが決まり、フェデラー選手がブレイクに成功。
第9ゲーム、フェデラー選手のサービングフォーザチャンピオンシップ。
フェデラー選手のフォアハンドのウィナー2本とフリーポイントで、40-0とフェデラー選手にチャンピオンシップポイントが来ます。
40-15からフェデラー選手がファーストサーブでフリーポイントを取り、フェデラー選手が勝利。
決勝のハイライト動画
2017年 スイス・インドア 決勝「フェデラー vs デルポトロ」のハイライト動画です。
ドロー表(結果)
放送予定
スポナビライブ、GAORA、BS朝日での放送が予定されています。
Sports navi LIVE(スポナビライブ)
スポナビライブでのLive配信について、1回戦と2回戦は無料、準々決勝から決勝までは有料になります。
日程 | ラウンド | 配信時間 |
---|---|---|
10月24日(火) | 1回戦 | 2:00~(無料) |
1回戦 | 20:00~(無料) | |
10月25日(水) | 1回戦・2回戦 | 20:00~(無料) |
10月26日(木) | 2回戦 | 20:00~(無料) |
10月27日(金) | 準々決勝 | 22:00~ |
10月28日(土) | 準決勝 | 21:30~ |
10月29日(日) | 決勝 | 23:00~ |
GAORA
GAORAでは、1回戦から決勝まで生中継で放送予定。
日程 | ラウンド | 放送時間 |
---|---|---|
10月24日(火) | 1回戦 | 2:00~6:30 |
1回戦 | 22:00~7:00 | |
10月25日(水) | 1回戦・2回戦 | 22:00~7:00 |
10月26日(木) | 2回戦 | 22:00~7:00 |
10月27日(金) | 準々決勝 | 22:00~7:00 |
10月28日(土) | 準決勝 | 21:28~26:30 |
10月29日(日) | 決勝 | 22:50~26:00 |
BS朝日
BS朝日では、決勝を録画で放送予定。
日程 | ラウンド | 放送時間 |
---|---|---|
10月29日(日) | 決勝 | 25:00~27:00 |
10月31日(火) | ハイライト | 23:00~24:00 |
2017年 エルステ・バンク・オープンの結果
本大会と同じ週にA.ズベレフ選手、ティエム選手らが出場するATP500「エルステ・バンク・オープン(ウィーン)」も開催。
エルステ・バンク・オープンの結果については『 2017年エルステ・バンク・オープンの結果(ATP500)』で紹介しています。
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