2017年10月第1週(2017年第40週)、東京(日本)で開催のATP500「楽天ジャパン・オープン」の1回戦から決勝までの結果、放送予定を見ていきます。
日本人選手では杉田祐一選手の他に、予選を突破した高橋悠介選手、ワイルドカードでダニエル太郎選手、添田豪選手、内山靖崇選手が出場。
2017年 楽天ジャパン・オープンの結果
ATP500「楽天ジャパン・オープン」の結果について、試合結果が分かり次第、適宜更新していきます。
※()内の世界ランキングは、2017年10月2日付のランキングです。
1回戦
トップハーフ
[1] マリン・チリッチ (5位) | 2 | 6 | 6 | |
ステファノス・チチパス (115位) | 0 | 3 | 2 | |
内山 靖崇 (214位) | 2 | 6 | 3 | 6 |
フランコ・シュクゴール (324位) | 1 | 3 | 6 | 1 |
高橋 悠介 (262位) | 1 | 4 | 6 | 4 |
ライアン・ハリソン (52位) | 2 | 6 | 4 | 6 |
ジル・シモン (45位) | 0 | 2 | 66 | |
[5] ケビン・アンダーソン (16位) | 2 | 6 | 78 | |
[3] ミロシュ・ラオニッチ (12位) | 2 | 6 | 6 | |
ビクトル・トロイツキ (55位) | 0 | 3 | 4 | |
ブノワ・ペール (37位) | 棄権 | 4 | 0 | |
杉田 祐一 (40位) | 6 | 0 | ||
添田 豪 (143位) | 0 | 5 | 63 | |
アドリアン・マナリノ (31位) | 2 | 7 | 77 | |
イジー・ベセリー (62位) | 2 | 6 | 2 | 6 |
[7] アルベルト・ラモス ビノラス (25位) | 1 | 2 | 6 | 3 |
第7シードのアルベルト・ラモスビノラス選手はイジー・ベセリー選手にフルセットの末に敗れ、初戦敗退となりました。
内山靖崇選手がシュクゴール選手をフルセットの末に破り、ツアー初勝利を挙げました。
高橋悠介選手と添田豪選手は1回戦で敗退となりました。
ボトムハーフ
[6] サム・クエリー (15位) | 0 | 4 | 62 | |
リシャール・ガスケ (30位) | 2 | 6 | 77 | |
ダニエル太郎 (116位) | 0 | 1 | 3 | |
ルー・イェンスン (63位) | 2 | 6 | 6 | |
イボ・カロビッチ (49位) | 0 | 4 | 3 | |
マシュー・エブデン (139位) | 2 | 6 | 6 | |
フェリシアーノ・ロペス (34位) | 0 | 5 | 1 | |
[4] ダビド・ゴファン (11位) | 2 | 7 | 6 | |
[8] ディエゴ・シュワルツマン (29位) | 2 | 6 | 7 | |
ドナルド・ヤング (59位) | 0 | 2 | 5 | |
バーナード・トミック (149位) | 2 | 6 | 3 | 6 |
ジョアン・ソウザ (58位) | 1 | 3 | 6 | 3 |
アレクサンドル・ドルゴポロフ (44位) | 2 | 6 | 6 | |
ダニール・メドベデフ (64位) | 0 | 1 | 2 | |
スティーブ・ジョンソン (46位) | 2 | 4 | 77 | 6 |
[2] ドミニク・ティエム (7位) | 1 | 6 | 65 | 4 |
第2シードのドミニク・ティエム選手はスティーブ・ジョンソン選手にフルセットの末に敗れ、初戦敗退となりました。
第6シードのサム・クエリー選手はリシャール・ガスケ選手にストレートで敗れ、初戦敗退となりました。
ダニエル太郎選手は1回戦で敗退となりました。
2回戦
トップハーフ
[1] マリン・チリッチ (5位) | 2 | 6 | 6 | |
内山 靖崇 (214位) | 0 | 3 | 4 | |
ライアン・ハリソン (52位) | 2 | 6 | 1 | 77 |
[5] ケビン・アンダーソン (16位) | 1 | 3 | 6 | 62 |
[3] ミロシュ・ラオニッチ (12位) | 棄権 | 0 | ||
杉田 祐一 (40位) | 1 | |||
アドリアン・マナリノ (31位) | 2 | 6 | 6 | |
イジー・ベセリー (62位) | 0 | 3 | 2 | |
第1シードのマリン・チリッチ選手が内山靖崇選手をストレートで破り、準々決勝に進出。
第5シードのケビン・アンダーソン選手はライアン・ハリソン選手にフルセットの末に敗れ、2回戦敗退となりました。
第3シードのミロシュ・ラオニッチ選手が第1セットの第1ゲームが終わったところで棄権をし、杉田祐一選手が準々決勝に進出。
ラオニッチ選手は左手首の怪我をして今大会が復帰戦となりましたが、この試合では右ふくらはぎを痛めた感じでした。
ボトムハーフ
リシャール・ガスケ (30位) | 2 | 6 | 77 | |
ルー・イェンスン (63位) | 0 | 0 | 65 | |
マシュー・エブデン (139位) | 1 | 6 | 5 | 61 |
[4] ダビド・ゴファン (11位) | 2 | 2 | 7 | 77 |
[8] ディエゴ・シュワルツマン (29位) | 2 | 6 | 6 | |
バーナード・トミック (149位) | 0 | 3 | 1 | |
アレクサンドル・ドルゴポロフ (44位) | 0 | 2 | 4 | |
スティーブ・ジョンソン (46位) | 2 | 6 | 6 | |
第4シードのダビド・ゴファン選手がマシュー・エブデン選手をフルセットの末に破り、準々決勝に進出。
ゴファン選手は第2セットではサービングフォーザセットで土壇場でブレイクを許し、ファイナルセットでは2回のサービングフォーザマッチを落としてタイブレークに持ち込まれるなど、ヒヤヒヤする試合展開でした。
第8シードのディエゴ・シュワルツマン選手がバーナード・トミック選手をストレートで破り、準々決勝に進出。
準々決勝
トップハーフ
[1] マリン・チリッチ (5位) | 2 | 6 | 6 | |
ライアン・ハリソン (52位) | 0 | 2 | 0 | |
杉田 祐一 (40位) | 0 | 2 | 4 | |
アドリアン・マナリノ (31位) | 2 | 6 | 6 | |
第1シードのマリン・チリッチ選手がライアン・ハリソン選手をストレートで破り、準決勝に進出。
チリッチ選手が終始ハリソン選手を圧倒するプレーを見せ、試合時間もわずか52分の完勝でした。
アドリアン・マナリノ選手が杉田祐一選手をストレートで破り、準決勝に進出。
ウィナーの数は、杉田選手18本、マナリノ選手17本。
アンフォーストエラーの数は、杉田選手39本、マナリノ選手18本。
マナリノ選手の硬いディフェンスを崩すために杉田選手が積極的に攻めていきましたが、杉田選手にいいショットも出るけどミスも多くなるなど、マナリノ選手のペースで試合が進んだかなという試合内容でした。
ボトムハーフ
リシャール・ガスケ (30位) | 0 | 5 | 2 | |
[4] ダビド・ゴファン (11位) | 2 | 7 | 6 | |
[8] ディエゴ・シュワルツマン (29位) | 2 | 6 | 7 | |
スティーブ・ジョンソン (46位) | 0 | 0 | 5 | |
第4シードのダビド・ゴファン選手がリシャール・ガスケ選手をストレートで破り、準決勝に進出。
第8シードのディエゴ・シュワルツマン選手がスティーブ・ジョンソン選手をストレートで破り、準決勝に進出。
準決勝
トップハーフ
[1] マリン・チリッチ (5位) | 1 | 77 | 4 | 0 |
アドリアン・マナリノ (31位) | 2 | 65 | 6 | 6 |
アドリアン・マナリノ選手が第1シードのマリン・チリッチ選手を6-7、6-4、6-0のフルセットの末に破り、ATP500の大会で初の決勝に進出。
チリッチ選手が第1セットを先取しましたが、マナリノ選手の硬いディフェンスと試合運びの上手さにチリッチ選手が根負けした結果となりました。
ボトムハーフ
[4] ダビド・ゴファン (11位) | 2 | 77 | 78 | |
[8] ディエゴ・シュワルツマン (29位) | 0 | 63 | 66 | |
第4シードのダビド・ゴファン選手が第8シードのディエゴ・シュワルツマン選手を7-6、7-6のストレートで破り、楽天ジャパン・オープン2年連続となる決勝に進出。
第2セットの第9ゲーム、5-4とゴファン選手がリードしてサービングフォーザマッチを迎えますが、シュワルツマン選手が土壇場でブレイクバックに成功し、そのままタイブレークに突入。
タイブレークでも一進一退の攻防が続きますが、6-6からシュワルツマン選手に痛恨のダブルフォルトが出てしまい、ゴファン選手にマッチポイントが来ます。
ゴファン選手のサービスとなり、ゴファン選手がロングラリーを制して勝利。
決勝
過去の対戦成績は、マナリノ選手の0勝、ゴファン選手の2勝。
アドリアン・マナリノ (31位) | 0 | 3 | 5 | |
[4] ダビド・ゴファン (11位) | 2 | 6 | 7 | |
試合時間:1時間23分 |
---|
第4シードのダビド・ゴファン選手(26歳・ベルギー)がアドリアン・マナリノ選手(29歳・フランス)を6-3、7-5のストレートで破り、楽天ジャパン・オープン初優勝を飾りました。
ゴファン選手は先週の深セン・オープンに続いて2週連続でのツアー優勝で、通算4回目の優勝(2017年シーズンは2回目)となりました。
一方、マナリノ選手は4回目のツアー決勝でしたが、今回も決勝で敗れてしまい、ツアー初優勝とはなりませんでした。
試合を簡単に振り返ります。
<第1セット>
第4ゲーム、ゴファン選手のダウンザラインへのウィナー2本などがあり、ゴファン選手がブレイクに成功。
第9ゲーム、ゴファン選手のサービングフォーザセット。
ゴファン選手がサーブだけで簡単にポイントを取っていき、40-0とゴファン選手にセットポイントが来ます。
ゴファン選手がファーストサーブからしっかりと攻撃を組み立ててポイントを取り、第1セットを先取。
<第2セット>
第6ゲーム、マナリノ選手が粘りを見せてゴファン選手のミスを誘い、15-40とマナリノ選手にブレイクチャンスが来ます。
ゴファン選手のショットがアウトとなり、マナリノ選手がブレイクに成功。
第7ゲーム、40-15とマナリノ選手がゲームポイントを握ったところから、ゴファン選手が粘りを見せデュースへ。
デュース2回目でゴファン選手のコーナーギリギリにショットが決まり、ゴファン選手にブレイクチャンスが来ます。
マナリノ選手のドロップショットをゴファン選手がしっかりとカバーしてウィナーを決め、ブレイクバックに成功。
第11ゲーム、ゴファン選手の見事なパッシングショットやリターンエースが決まるなど、15-40とゴファン選手にブレイクチャンスが来ます。
マナリノ選手が1本凌ぎますが、ゴファン選手がリターンエースを決めてブレイクに成功。
第12ゲーム、ゴファン選手のサービングフォーザチャンピオンシップ。
ゴファン選手のフォアハンドのウィナー、バックハンドのウィナーが決まるなど、40-0とゴファン選手にチャンピオンシップポイントが来ます。
マナリノ選手のリターンがアウトとなり、ゴファン選手が勝利。
第2セットに入ってからはマナリノ選手に粘りが出てきてゴファン選手にミスが増えるなど、先にブレイクに成功したマナリノ選手のペースになりかけましたが、ゴファン選手としてはブレイクをされた後にすぐにブレイクバックに成功して悪い流れを止められたのが非常に大きかったです。
そのゴファン選手がブレイクバックをしたゲームでは、アンラッキーなコードボールが2本あるなど、これはマナリノ選手に流れが行ったかなというそんな展開でしたが、ゴファン選手がすばらしい集中力を見せての見事なブレイクバックでした。
決勝のハイライト動画
2017年 楽天ジャパン・オープン 決勝「マナリノ vs ゴファン」のハイライト動画です。
ドロー表(結果)
放送予定
WOWOWとテレビ東京(地上波)での放送が予定されています。
WOWOW
WOWOWでは、予選決勝と1回戦から決勝までを連日生中継で放送予定。
※予選決勝と大会初日は無料放送となっています。
日程 | ラウンド | 放送開始時間 |
---|---|---|
10月1日(日) | 予選決勝 | 11:35(無料) |
10月2日(月) | 1回戦 | 11:55、17:55(無料) |
10月3日(火) | 1回戦 | 11:55、17:55 |
10月4日(水) | 2回戦 | 11:55、17:55 |
10月5日(木) | 2回戦 | 11:55、17:55 |
10月6日(金) | 準々決勝 | 11:55、17:55 |
10月7日(土) | 準決勝 | 12:55 |
10月8日(日) | ダブルス決勝 | 12:45 |
決勝 | 15:55 |
テレビ東京(地上波)
テレビ東京では、準決勝と決勝を録画で放送する予定。
日程 | ラウンド | 放送開始時間 |
---|---|---|
10月7日(土) | 準決勝(録画) | 16:00~17:15 |
10月8日(日) | 決勝(録画) | 27:10~ |
コメント