2017年2月第4週(2017年第8週)に開催されたATP250の2大会「オープン13」、「デルレイビーチ・オープン」の決勝およびシード選手の結果を見ていきます。
オープン13(ATP250)
2017年2月20日~2月26日に、フランス(マルセイユ)で開催されたATP250「オープン13」の結果を見ていきます。
※「オープン13」の大会概要、エントリー選手(シード選手)、ドロー表
シード選手の結果
地元フランス勢が順当に勝ち上がり、ツォンガ選手とプイユ選手が決勝に進出。
第1シードのモンフィス選手は、準々決勝でガスケ選手に敗戦。
※「Rank」は、2017年2月20日付の世界ランキングです。
シード | 選手名 | Rank | 結果 |
---|---|---|---|
1 | ガエル・モンフィス | 12位 | ベスト8 |
2 | ジョーウィルフリード・ツォンガ | 11位 | 優勝 |
3 | ニック・キリオス | 16位 | ベスト4 |
4 | リュカ・プイユ | 17位 | 準優勝 |
5 | アレクサンダー・ズベレフ | 18位 | 1回戦 |
6 | リシャール・ガスケ | 19位 | ベスト4 |
7 | ジル・シモン | 23位 | ベスト8 |
8 | ブノワ・ペール | 41位 | 1回戦 |
決勝の結果
[2] ジョーウィルフリード・ツォンガ(11位) | 2 | 6 | 6 | |
[4] リュカ・プイユ(17位) | 0 | 4 | 4 | |
試合時間:1時間9分 |
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2017年のオープン13を制したのは、ジョーウィルフリード・ツォンガ選手(フランス)。
ツォンガ選手は、1週前のABNアムロ世界テニス・トーナメントに続く2週連続での優勝となり、ツアー14勝目。
この優勝で世界ランキングは11位から7位に上がり、2016年8月15日以来となるトップ10に復帰。
2月だけで840ポイントも稼ぐなど絶好調で、次に3月のマスターズ2連戦に挑みます。
一方、敗れたプイユ選手は、2017年に入って全豪オープンで1回戦敗退となるなど不調が続いていましたが、これをきっかけに2016年に見せた勢いを取り戻すかもしれません。
両選手の次の出場予定について、ツォンガ選手は3月のマスターズ1000「BNPパリバ・オープン」、プイユ選手は今週のATP500「ドバイデューティーフリー・テニス選手権」に出場。
※ATP500「ドバイデューティーフリー・テニス選手権」の大会情報と放送予定
※マスターズ1000「BNPパリバ・オープン」の大会情報と放送予定
デルレイビーチ・オープン(ATP250)
2017年2月20日~2月26日に、アメリカ(デルレイビーチ)で開催されたATP250「デルレイビーチ・オープン」の結果を見ていきます。
※「デルレイビーチ・オープン」の大会概要、エントリー選手(シード選手)、ドロー表
シード選手の結果
第2シードのカロビッチ選手は1回戦敗退となり、3大会連続で初戦敗退。
他のシード選手が順当に勝ち上がる中、準決勝でのラオニッチ選手とデルポトロ選手の対戦に注目が集まりました。
ラオニッチ選手が勝利を収めたものの、この戦いで負傷。
※「Rank」は、2017年2月20日付の世界ランキングです。
シード | 選手名 | Rank | 結果 |
---|---|---|---|
1 | ミロシュ・ラオニッチ | 4位 | 準優勝 |
2 | イボ・カロビッチ | 20位 | 1回戦 |
3 | ジャック・ソック | 21位 | 優勝 |
4 | サム・クエリー | 35位 | ベスト8 |
5 | スティーブ・ジョンソン | 26位 | ベスト8 |
6 | バーナード・トミック | 31位 | 1回戦 |
7 | フアン・マルティン・デルポトロ | 42位 | ベスト4 |
8 | カイル・エドマンド | 49位 | ベスト8 |
決勝の結果
[1] ミロシュ・ラオニッチ(4位) | 棄権 | |||
[3] ジャック・ソック(21位) | ||||
試合時間:- |
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2017年のデルレイビーチ・オープンを制したのは、ジャック・ソック選手(アメリカ)。
ラオニッチ選手は、デルポトロ選手との準決勝で右足のハムストリングを痛め、残念ながら決勝を棄権することになりました。
2017年シーズン未だに第1シードのツアー優勝なし、この流れはどこまで続くのでしょうか?
ソック選手は、2017年に入ってツアー2勝(通算で3勝)を挙げ、世界ランキングも自己最高の18位を記録。
これまでダブルスでの活躍が多かったソック選手ですが、シングルスでも着実に結果を残すようになり、今後の活躍にも注目です。
一方、決勝を棄権したラオニッチ選手。
ブリスベン国際、全豪オープン、デルレイビーチ・オープンと、2017年に出場した大会の途中で筋肉を損傷しており、1大会を戦い抜くまでに完治していない状況が続いています。
3月のマスターズを含め、今後のツアーを戦い抜けるのか心配です。
両選手とも今週のATP500「メキシコ・オープン」に出場予定となっていましたが、ラオニッチ選手は怪我のため欠場。
ソック選手は第7シードで出場し、1回戦で西岡選手と対戦。
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