2017年10月8日から10月15日に上海(中国)でマスターズ1000「上海ロレックス・マスターズ(上海マスターズ)」が開催されます。
今回はランキング上位20名+αの上海マスターズ後の10月16日付のランキング試算を見ていきます。
2017年10月16日付のランキング試算
はじめに、10月16日付のランキングについて、2016年の上海ロレックス・マスターズでのポイントが10月16日に失効日を迎え、2017年の同大会でのポイントと入れ変わる形となります。
まずはトップ20+αの2016年の上海ロレックス・マスターズの結果を紹介します。
マレー選手が優勝を飾り、バウティスタアグート選手が準優勝。
ジョコビッチ選手とシモン選手がベスト4という結果でした。
順位 | 選手名 | 10月9日 point |
2016 上海 |
---|---|---|---|
1 | ナダル | 9,875 | 2回戦 |
2 | フェデラー | 7,505 | 欠場 |
3 | マレー | 6,290 | 優勝 |
4 | A.ズベレフ | 4,400 | 3回戦 |
5 | チリッチ | 4,155 | 2回戦 |
6 | ジョコビッチ | 4,125 | ベスト4 |
7 | ティエム | 3,925 | 欠場 |
8 | ワウリンカ | 3,540 | 3回戦 |
9 | ディミトロフ | 3,455 | 2回戦 |
10 | ゴファン | 3,055 | ベスト8 |
11 | カレーニョブスタ | 2,855 | 1回戦 |
12 | ラオニッチ | 2,690 | 3回戦 |
13 | バウティスタアグート | 2,525 | 準優勝 |
14 | 錦織 圭 | 2,475 | 欠場 |
15 | アンダーソン | 2,470 | 2回戦 |
16 | イスナー | 2,470 | 1回戦 |
17 | クエリー | 2,445 | 1回戦 |
18 | ツォンガ | 2,420 | ベスト8 |
19 | ベルディヒ | 2,195 | 2回戦 |
20 | ソック | 2,175 | ベスト8 |
21 | キリオス | 2,045 | 2回戦 |
トップ20+αの基礎ポイント
トップ20+αの基礎ポイントを見ていきます。
順位 | 選手名 | 10月9日 point |
失効 point |
基礎 point |
---|---|---|---|---|
1 | ナダル | 9,875 | 10 | 9,865 |
2 | フェデラー | 7,505 | 0 | 7,505 |
3 | マレー | 6,290 | 1,000 | 5,290 |
4 | A.ズベレフ | 4,400 | 90 | 4,310 |
5 | チリッチ | 4,155 | 10 | 4,145 |
6 | ジョコビッチ | 4,125 | 360 | 3,765 |
7 | ティエム | 3,925 | 0 | 3,925 |
8 | ワウリンカ | 3,540 | 90 | 3,450 |
9 | ディミトロフ | 3,455 | 45 | 3,410 |
10 | ゴファン | 3,055 | 180 | 2,875 |
11 | C ブスタ | 2,855 | 10 | 2,845 |
12 | ラオニッチ | 2,690 | 90 | 2,600 |
13 | B アグート | 2,525 | 600 | 1,925 |
14 | 錦織 圭 | 2,475 | 0 | 2,475 |
15 | アンダーソン | 2,470 | 45 | 2,425 |
16 | イスナー | 2,470 | 10 | 2,460 |
17 | クエリー | 2,445 | 10 | 2,435 |
18 | ツォンガ | 2,420 | 180 | 2,285* |
19 | ベルディヒ | 2,195 | 10 | 2,230* |
20 | ソック | 2,175 | 180 | 1,995 |
21 | キリオス | 2,045 | 45 | 2,000 |
- 10月9日ポイント
- 失効ポイント
- 基礎ポイント
2017年10月9日付のATPランキングのポイント。
2017年10月16日に失効日を迎える2016年の上海ロレックス・マスターズのポイント。
「基礎ポイント」=「10月9日ポイント」-「失効ポイント」
この「基礎ポイント」に2017年の上海ロレックス・マスターズのポイントを加算すれば、次回発表される10月16日付のATPランキングと同じになります。
※今大会を欠場するツォンガ選手とベルディヒ選手の基礎ポイントについて、マスターズ出場義務の免除の条件を満たすため0ポイントの加算ではなく、現在ランキング対象の18大会の圏外となっているポイント(それぞれ45ポイント)が繰り上がって加算される形になります。
ラウンド | 獲得ポイント |
---|---|
優勝 | 1,000 |
準優勝 | 600 |
準決勝 | 360 |
準々決勝 | 180 |
3回戦 | 90 |
2回戦 | 45 |
1回戦 | 10 |
暫定ランキング
「基礎ポイント」順にランキングを並び替えます。
暫定 順位 |
選手名 | 基礎 point |
---|---|---|
1 | ナダル | 9,865 |
2 | フェデラー | 7,505 |
3 | マレー | 5,290 |
4 | A.ズベレフ | 4,310 |
5 | チリッチ | 4,145 |
6 | ティエム | 3,925 |
7 | ジョコビッチ | 3,765 |
8 | ワウリンカ | 3,450 |
9 | ディミトロフ | 3,410 |
10 | ゴファン | 2,875 |
11 | カレーニョブスタ | 2,845 |
12 | ラオニッチ | 2,600 |
13 | 錦織 圭 | 2,475 |
14 | イスナー | 2,460 |
15 | クエリー | 2,435 |
16 | アンダーソン | 2,425 |
17 | ツォンガ | 2,285 |
18 | ベルディヒ | 2,230 |
19 | キリオス | 2,000 |
20 | ソック | 1,995 |
21 | バウティスタアグート | 1,925 |
<欠場者の情報>
マレー選手、ジョコビッチ選手、ワウリンカ選手、ラオニッチ選手、錦織選手、ツォンガ選手、ベルディヒ選手は2017年上海ロレックス・マスターズを欠場。
1位~3位争い
ナダル選手の1位、フェデラー選手の2位は確定。
A.ズベレフ選手が優勝した場合、A.ズベレフ選手が3位に上がり、マレー選手が4位となります。
それ以外ではマレー選手が3位。
4位~10位争い
暫定9位のディミトロフ選手まで4位の可能性がありますが、A.ズベレフ選手とチリッチ選手の4位争いとなりそうです。
4位争いに加わっていきたい暫定6位のティエム選手ですが、ハードコートシーズンに入ってからまったくいいところがなく、そろそろ結果を出したいところです。
そして、順当に勝ち上がった場合に準々決勝で暫定4位のA.ズベレフ選手と対戦することになります。
暫定9位のディミトロフ選手は準決勝に進出した場合にジョコビッチ選手とワウリンカ選手を抜いて7位まで上がりますが、準々決勝で1位のナダル選手との対戦になるので、今大会後での7位は厳しいかもしれません。
そして、30ポイント差で暫定10位のゴファン選手と暫定11位のカレーニョブスタ選手の二人による10位争いとなっていますが、この二人はATPファイナルズへの初出場もかかっているので、とにかく結果を残して1ポイントでも多くポイントを稼ぎたいところです。
その他
トップ10以下を見ると、前年準優勝だったバウティスタアグート選手はすでに1回戦で敗退しており、13位から21位以下にまで一気に順位を落とすこととなりました。
また、バウティスタアグート選手はATPファイナルズ出場へ向けてポイントを稼ぐことができず、まだ可能性は残っていますが厳しい状況となりました。
2017年上海ロレックス・マスターズの結果
2017年上海ロレックス・マスターズの1回戦から決勝までの結果です。
・上海マスターズ「2回戦」の結果
・上海マスターズ「3回戦」の結果
・上海マスターズ「準々決勝」の結果
・上海マスターズ「準決勝」の結果
・上海マスターズ「決勝」の結果
結果の記事では各ラウンド終了時の暫定ランキング(ポイント)も紹介する予定です。
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