ATPランキング試算(2017年5月の出場予定と失効ポイント)


4月からクレーシーズンが始まり、マスターズ1000「モンテカルロ・マスターズ」とATP500「バルセロナ・オープン」の両方をナダル選手が優勝という結果となりました。

今回は、トップ21の選手について、全仏オープン前までの5月の出場予定と失効ポイント、失効後の暫定ランキングを紹介します。

※2000ポイント付近が僅差のため、トップ20ではなく21で区切っています。

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トップ21の5月の出場予定

はじめに、フェデラー選手はクレーシーズンでは全仏オープン以外の大会を欠場することを発表しています。

それでは、トップ21の全仏オープン前までの5月の出場予定を見ていきます。

第1週は、ATP250の3大会(ミュンヘン、エストリル、イスタンブール)が開催。
怪我明けとなるラオニッチ選手とモンフィス選手は、ここからクレーシーズン始動。

第2週は、マスターズ1000のマドリード大会が開催され、フェデラー選手以外は出場予定。

第3週は、マスターズ1000のローマ大会が開催され、フェデラー選手以外は出場予定。

第4週は、ATP250の2大会(ジュネーヴ、リヨン)が開催。
ラオニッチ選手も出場予定となっていますが、4週連続での出場になってしまうためスキップすると思われます(追記:スキップせず参戦となりました)。

<追記>
ジュネーヴ:ワウリンカ選手と錦織選手がワイルドカードで参戦
リヨン:ベルディヒ選手がワイルドカードで参戦

順位 選手名 5月
第1週 第2週 第3週 第4週
1 マレー マドリード ローマ
2 ジョコビッチ マドリード ローマ
3 ワウリンカ マドリード ローマ ジュネーヴ
4 フェデラー
5 ナダル マドリード ローマ
6 ラオニッチ イスタンブール マドリード ローマ リヨン
7 錦織 圭 マドリード ローマ ジュネーヴ
8 チリッチ イスタンブール マドリード ローマ
9 ティエム マドリード ローマ
10 ゴファン マドリード ローマ
11 ツォンガ マドリード ローマ リヨン
12 ベルディヒ マドリード ローマ リヨン
13 ディミトロフ マドリード ローマ
14 プイユ マドリード ローマ
15 ソック マドリード ローマ
16 モンフィス ミュンヘン マドリード ローマ
17 キリオス マドリード ローマ リヨン
18 B アグート ミュンヘン マドリード ローマ
19 ラモス V マドリード ローマ ジュネーヴ
20 A.ズベレフ ミュンヘン マドリード ローマ
20 C ブスタ エストリル マドリード ローマ

<大会名の補足>
・ミュンヘン:BMWオープン
・エストリル:エストリル・オープン
・イスタンブール:イスタンブール・オープン
・マドリード:ムチュア・マドリード・オープン
・ローマ  :BNLイタリア国際
・ジュネーヴ:ジュネーヴ・オープン
・リヨン  :リヨン・オープン

トップ21の5月の失効ポイント

トップ21の5月の失効ポイントの合計を見ていきます。

2016年の成績を見ると、世界ランキング1位のマレー選手はマドリード準優勝とローマ優勝、2位のジョコビッチ選手はマドリード優勝とローマ準優勝となっており、両選手とも1600ポイントの失効ポイントが待っています。

次に失効ポイントが多いのは錦織選手。
マドリードとローマの両方ともベスト4で、失効ポイントは720ポイント。

順位 選手名 5月1日
point
5月失効
point
失効後
point
1 マレー 11,870 1,600 10,270
2 ジョコビッチ 8,085 1,600 6,485
3 ワウリンカ 5,695 100 5,595
4 フェデラー 5,125 90 5,035
5 ナダル 4,735 540 4,195
6 ラオニッチ 4,165 225 3,940
7 錦織 圭 4,010 720 3,290
8 チリッチ 3,565 150 3,415
9 ティエム 3,535 440 3,095
10 ゴファン 2,975 190 2,785
11 ツォンガ 2,915 90 2,825
12 ベルディヒ 2,870 270 2,600
13 ディミトロフ 2,820 20 2,800
14 プイユ 2,746 446 2,300
15 ソック 2,450 135 2,315
16 モンフィス 2,410 55 2,355
17 キリオス 2,335 270 2,065
18 B アグート 2,145 135 2,010
19 ラモス V 2,135 90 2,045
20 A.ズベレフ 2,005 195 1,810
21 C ブスタ 1,965 45 1,920

5月失効後のポイント順に並び替えます。

暫定
順位
選手名 5月失効後
point
1 マレー 10,270
2 ジョコビッチ 6,485
3 ワウリンカ 5,595
4 フェデラー 5,035
5 ナダル 4,195
6 ラオニッチ 3,940
7 チリッチ 3,415
8 錦織 圭 3,290
9 ティエム 3,095
10 ツォンガ 2,825
11 ディミトロフ 2,800
12 ゴファン 2,785
13 ベルディヒ 2,600
14 モンフィス 2,355
15 ソック 2,315
16 プイユ 2,300
17 キリオス 2,065
18 ラモス ビノラス 2,045
19 バウティスタ アグート 2,010
20 カレーニョ ブスタ 1,920
21 A.ズベレフ 1,810

1位争いでは、調子が上がって来ないジョコビッチ選手は3位以下とのポイント差が一気に縮まり、3位ワウリンカ選手とは890ポイント差。
1位より3位以下とのポイント差が気になってきました。

4位争いでは、全仏オープンまでフェデラー選手の出場がないため、ナダル選手はマスターズ2戦のどちらかで優勝できれば、4位で全仏オープンを迎えることになりそうです

そして、右手首の怪我でクレーシーズンの出場が不透明な錦織選手は、マスターズ2連戦に出場できなければ、トップ10陥落の可能性もあります。

一時的にランキングは落ちても、怪我を完治させることを優先して欲しいなと思います。

5月失効の暫定順位(ポイント)はざっくりした計算なので、マスターズ1000「マドリード・オープン」前にもう一度見ていきたいと思います。

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